「シャランシャラン」、12時を超えると、ドアベルを鳴らして次々とお客さんがやってくる。ナンが食べたい時によく来るお店「インド料理ドルーガ」（名古屋市港区）。

定休日のないオールウェイズカレーが食べられるお店だ。何といってもメニューの多さに目を見張る。メニュー表の厚さよ。

■ランチセットは選べる4種類

ランチセットは4種類。席に着くなり、まるで呪文のように流暢にオーダーする人も。平日のランチとして行きつけにしている勤め人が多く、そういう人は案外ライスを選ぶ。

休日は杖やベビーカーを携えた3世代のお客さんも珍しくない。ナンの大きさを「小さめで！」と自在に調節している。

こちらがAランチ（850円）の日替わり「ジャガイモとナスのカレー」。サラダに入っている沢庵もまたいいのだ。Bランチに比べてチキンティッカがつかない分安くなっているのだが、これだけでも満足のボリューム。

■追加料金でナンとカレーのアレンジができる

こちらのお店でよく頼むのがアレンジナン（＋200円で変更可）。チーズナンは、よくのびるチーズがこれでもかと入っていて、ひき肉とほうれん草のナンはタマネギ入りで噛むほどにジュワッと旨味が溢れる。厚めでボリュームがあるのでお得な気がする。

■ひろびろ、ゆったり席でくつろぎのカレータイムを

こちらの店は席につくなり「フ～ッ」と息を漏らし落ち着いている人が多い。ランプの明かりとゆとりのあるスペース、放映中のNHKニュースの落ち着いた声がそうさせるのだと思う。なぜか個室のような雰囲気があるのだ。

パチパチとナンを伸ばす音と、「ありがとうございました」のこだまに見送られて店を後にした。ミトチャ！（美味しいという意味のネパール語）

栗、柿、さつまいも。美味しいものいっぱいの季節が到来しました。

名古屋駅のこころにあまい あんぱんやでは期間限定で「あんトッツォ（鳴門金時芋）」がお目見えしました。ほっこり秋の味わいの和風マリトッツォはいかがでしょう。

■名古屋流「マリトッツォ」をお試しあれ！

2021年ころに全国的な大ブームをおこした「マリトッツォ」。ブリオッシュに切れ込みを入れ、たっぷりのホイップクリームを挟んだイタリア生まれのお菓子です。

「マリトッツォ」のいいところはそのままに、名古屋らしくチューニングされた「あんトッツォ」をいただきます。

■期間限定「あんトッツォ（鳴門金時芋）」

パックリと切れ込みが入ったブリオッシュ生地にホイップクリームがた～っぷり。そこまではごく普通のマリトッツォですが、ここは名古屋。隙あらばあんこが挟まるキュートな街であることをゆめゆめ忘れてはなりません。

ふわふわクリームの下には白あんをベースにした鳴門金時のあんこがぐるり。奥の間には、あんことクリームに守られるように求肥が鎮座。なんともゴージャスな名古屋流「マリトッツォ」、それがあんトッツオなのです。

食べてみると、あんこの中に角切りの鳴門金時が入っていて、お芋好きにはたまりません。

■購入はお昼すぎから夕方がおすすめ

盛夏を過ぎ、あんトッツォがますます愛される季節がやってきます。取材中も「あんトッツォと、、、、」から始まる注文をするお客さんが何人も。

あんトッツォをお求めの際は入荷の関係上、午後がおすすめ。夕方にはなくなってしまうことが多いのでお早めにお出かけくださいね！！

※10月末までの販売予定ですが、早めに終売する可能性があります。毎月30日はあんトッツォの日で、あんトッツォ（こしあん）が10円引きで購入できます。