中日ビルでは「南信州キャンペーン」が開催中。南信州の豊かな自然が育むグルメや手仕事に会いに出かけてみませんか。

■南信州のグルメと手仕事が集結

イベントは南信州広域連合が主催するもの。2階のサカエるマルシェではワサビ漬けやアップルパイなど南信州の名品が特設の売り場に並ぶほか、併設のサカエるキッチンでは鹿肉を使ったジビエサンドくるみ味噌の五平餅など、地元食材をふんだんに使ったイベント限定のオリジナルメニューが食べられますよ。

「南信州キャンペーンin中日ビル」チラシより
「南信州キャンペーンin中日ビル」チラシより

5階の全国センター広場では梨やリンゴなどの農産物のほか、干し柿の間にバターをサンドした「市田柿ミルフィーユ」、柚子の皮をベルギー産高級チョコレートでコーティングした「ゆず姫」などのスイーツも販売されます。

その他、お酒の試飲販売水引のワークショップも(ワークショップは12日~16日)。阿南町の伝統芸能「和合の念仏踊り」も見られます(15日、12時~)。地元保存会の25名による迫力のステージをお楽しみに!

「南信州キャンペーンin中日ビル」チラシより
「南信州キャンペーンin中日ビル」チラシより

9月13日(金)、16日(月・祝)には長野県PRキャラクター アルクマも登場します。

中日ビル5階長野県名古屋事務所・長野県名古屋観光情報センターでは長野県の観光情報を得ることができるほか、移住相談、地元の特産品を購入することができますよ。
中日ビル5階長野県名古屋事務所・長野県名古屋観光情報センターでは長野県の観光情報を得ることができるほか、移住相談、地元の特産品を購入することができますよ。

南信州キャンペーンin中日ビル
■場所:中日ビル
■日時:
【2階 サカエるマルシェ】:9月11日(水)~9月16日(月・祝)10時~20時(ランチ:11時~14時、カフェ:14時~19時)
【5階 全国センター広場】:9月12日(木)~9月16日(月・祝)
※日によって開催日時が異なります。
9月12日(木):10時~16時
9月13日(金):12時~18時
9月14日(土)~15日(日):11時~17時
9月16日(月・祝):10時~16時
■所在地:愛知県名古屋市中区栄4-1-1
■アクセス:地下鉄「栄」駅から直結(13番出口)
※掲載内容は取材当時のものです。最新の状況と異なる場合がございます。

■金山駅で大鹿村の観光物産展が行われます

また、9月13日(金)には金山総合駅連絡通路橋内イベント広場にて、長野県大鹿村観光物産展が開催されます。大鹿村特産の高原野菜や味噌、漬物などが販売されるほか、アンケートに答えると特産品が当たる抽選会に参加できます。紅葉や歌舞伎など、大鹿村の秋の魅力に親しめる観光物産展に是非お出かけくださいね。

長野県大鹿村観光物産展
■日時:9月13日(金)9時~16時半
■場所:金山総合駅連絡通路橋内イベント広場

豆腐屋がある街の暮らしが恋しかった。

「まだまだ」と思っていたのに、いつのまにか家の近くにきていたピー・プーというラッパの音。母から雪平鍋をリレーのバトンよろしく受け取り、外へと駆け出す。少し心細くなりながら、音の主を追ったのはいつの日か。ラッパの音はいつの間にか聞こえなくなり、鍋のかけっこもなくなった。

先日、県外の門前町で懐かしい音を聞いた。ああ、たべたいな、お豆腐。

手造りとうふの店「こだま食品」

名古屋駅から円頓寺商店街方面へ足をのばすとあらわれるのが、豆腐店「こだま食品」。問屋街にありながらも、小売り歓迎の気さくな雰囲気がありがたい。おそるおそる入った店の中はほのかに温かく、豆の甘い香りがふわりと漂う。

水をたたえた流しの中にたゆたうのは看板商品「くみ豆腐」(210円)。一般的に「寄せ豆腐」とか「ざる豆腐」とも呼ばれるもので、豆腐品評会でたびたび受賞している折り紙付きの品という。ちゃぷん、と上陸したそれは、予想していたより大きい

豆腐の横でゆらゆらしていたのは豆乳。カップ入り(110円)と袋入り(200円)があって、カップ入りのほうは近隣に勤める会社員のエネルギーチャージに、袋の方は家庭での豆乳鍋用にと買い求める人が多いのだそう。

お豆腐屋さんで買ってきた豆乳でお鍋とは、、、うらやましい。それ、絶対にやりたい。寒いうちにやろう。

くみ豆腐。名古屋の美味しいお水を使って作られます。
くみ豆腐。名古屋の美味しいお水を使って作られます。

左のケースに目をやると、油揚げや厚揚げのたぐいも充実。機械で揚げているのではなく、店の奥で1枚1枚手揚げしているのだとか。

角麩や粟麩、おから、がんも、はんぺん、赤棒などなど。なんにでも使える、懐の深い食品たち。
角麩や粟麩、おから、がんも、はんぺん、赤棒などなど。なんにでも使える、懐の深い食品たち。

味付けされたお揚げは、ご飯やうどんにヒラリとのせたら、ちょっと幸せになれそう。

「メッチャ美味しい味揚げ」は200円。お料理にちょい足しで、すぐおいしい!
「メッチャ美味しい味揚げ」は200円。お料理にちょい足しで、すぐおいしい!

そのまま食卓へ!滋味深いお総菜

おうちで作るにはちょっと手が掛かるお総菜もずらり。薄皮でさっぱりおいしい揚げ出し豆腐や、卯の花など素朴でおいしいラインアップ。

揚げ出し豆腐はネギと鰹節がのっていて、たれつき。専門店の美味しさ!
揚げ出し豆腐はネギと鰹節がのっていて、たれつき。専門店の美味しさ!

ちょっと珍しいのが生湯葉。人気商品のため品切れもあるので、どうしてもほしい時は取りおいてもらうのがおすすめ。

生湯葉270円/3枚入り、450円/5枚入り。刺身でどうぞ。柔らかくてキュッキュとした食感がやみつきに。
生湯葉270円/3枚入り、450円/5枚入り。刺身でどうぞ。柔らかくてキュッキュとした食感がやみつきに。

肉厚でぎっしり、クリーミー。直売ならではの味わい

煮物に入れたおあげをがぶりとやると、出汁がじゅわり。肉厚なので、ただ焼くだけでも立派な一皿になりそう。どのお品も、ギッシリ中身が詰まっていて食べ応えもばっちり。

左のしいたけがんも(80円)が、個人的に大ヒット。
左のしいたけがんも(80円)が、個人的に大ヒット。

豆の甘さとクリーミーさは直売ならでは。平日だと10:30くらいがゆっくりお買い物できておすすめとのこと。気さくな接客がうれしい、西区幅下で昔ながらの大切にしたいお店に出会った。

店舗詳細
こだま食品
・住所:愛知県名古屋市西区幅下2-20-10
・アクセス:名古屋市営地下鉄鶴舞線「浅間町駅」より徒歩7分/JR「名古屋駅」より徒歩14分
・営業時間:6:00ー18:00(夕方は商品すくなめ、日によって用意がない商品もあります)
・定休日:日曜・祝日
公式ホームページ
※価格は税抜き
※掲載内容は取材当時のものです。最新の営業状況と異なる場合がございます。

■「あっ!出たんだ」リピーター即決のスダチ

中日ビル5階 徳島県名古屋物産センターでは、今年も徳島県産スダチの販売が始まりました。販売初日となったこの日は「あっ!出たんだ」と、さっそく買い求めるお客さんの姿がありました。

徳島県名古屋事務所・徳島県名古屋物産センター。観光情報の提供や移住相談のほか特産品を販売。地元の定番商品や、若い人を中心に人気があるものをバランスよく取り扱います。
徳島県名古屋事務所・徳島県名古屋物産センター。観光情報の提供や移住相談のほか特産品を販売。地元の定番商品や、若い人を中心に人気があるものをバランスよく取り扱います。

20年ほど続くスダチの特別販売ですが、新中日ビルでの販売は今シーズンがはじめて。「売り場に並べると大きな反響があります」と徳島県名古屋事務所の担当の方は話します。

■今年のスダチは?

果汁のボトルやポーションも便利ですが、生スダチをすりおろした皮からでしか得られない風味があります。
果汁のボトルやポーションも便利ですが、生スダチをすりおろした皮からでしか得られない風味があります。

今年のスダチの収穫量は、昨年が豊作だったこともあり減少傾向ですが、そのぶん品質の良いものが届いているそう。売り場に並ぶのは、『赤秀2L』の露地スダチ。最も使い勝手がいい大きさです。

■絞って、輪切りで、すりおろして。旬をまるごと召し上がれ

スダチの楽しみ方はフリースタイル。焼き魚やお刺身、うどんや素麺、なんにでもどうぞ。

縦にカットしてしまいがちですが、横にカットするのが正解。果汁を思う存分ほとばしらせて!
縦にカットしてしまいがちですが、横にカットするのが正解。果汁を思う存分ほとばしらせて!


味と香りを存分に楽しめる、ご飯+スダチの組み合わせをぜひお試しくださいね。筆者は、キノコと鮭の炊き込みご飯+スダチの組み合わせが大のお気に入りです。

お米の甘みが引き立ちます。
お米の甘みが引き立ちます。

■フレッシュなスダチを贈ろう、塩分を気にする人にもぴったり

徳島県名古屋事務所の担当の方は「徳島といえばスダチ。今年も品質がいいスダチをお求めやすい価格で販売しています。贈答用にもおすすめです」とおっしゃっていました。

仕入れ時期により価格の変動があります。
仕入れ時期により価格の変動があります。

同センターでは、スダチの発送も受付中(電話でも可)。調味料のかわりに使えば減塩効果も期待できるスダチ。大切なあの人へ、美味しくて体にやさしいこの時期だけの贈り物をしてみてはいかがでしょう。

奥の冷蔵庫の中にはスダチ箱のタワーが林立。人気の高さを感じます。
奥の冷蔵庫の中にはスダチ箱のタワーが林立。人気の高さを感じます。

【徳島すだちの特別販売】
■期間:2024年9月3日(火)~30日(月)
■場所:徳島県名古屋事務所/徳島県アンテナショップ「徳島県名古屋物産センター」
■所在地:名古屋市中区栄4-1-1中日ビル5階
■営業時間:9:00~17:00
■定休日:土、日、祝日、年末年始
■アクセス:地下鉄「栄」駅から直結(13番出口)
■決済:現金、クレジットカード、交通系ICカード、nanaco、WAON、楽天Edy、クイックペイ等使用可
■外部リンク:
徳島県物産協会名古屋支部公式X
※電話予約・取り置き可能です。
※仕入れ時期により価格の変動があります。
※掲載内容は取材当時のものです。最新の状況と異なる場合がございます。

「今日のご飯は何にしよう」、おいしいご飯は日々を生きる活力ですね。
駅弁ひしめく名古屋駅に、今月から「ぴよりん弁当」が加わりました。

100年続く老舗がてがける可愛いお弁当をさっそくいただきます。
100年続く老舗がてがける可愛いお弁当をさっそくいただきます。

大人気のお菓子「ぴよりん」をイメージしたお弁当で、手掛けたのは名古屋の老舗駅弁屋『松浦商店』。発売当初から夕方には売り切れが続いていましたが、ここ数日でようやく購入できるようになってきましたよ(1人2個までの購入制限あり)。

ぴよりん弁当

ポップな見た目で、なんだか明るい気持ちに。
ポップな見た目で、なんだか明るい気持ちに。

タピオカやチーズでぴよりんのお顔が描かれたオムライス。おかずはタコさんウインナー、エビフライ、肉団子など、定番でどこか懐かしい気持ちになるラインアップ。
唐揚げ・肉団子・ゆで卵には、お菓子の「ぴよりん」と同じ名古屋コーチンが使われています。コロンとした形のお弁当箱にぴよりんが「スッポリ!」とおさまっている様子がなんともキュート。

がんばる大人の皆さんにも

オムライスのお肉が予想より大きくて嬉しい。
オムライスのお肉が予想より大きくて嬉しい。

子どもから大人まで大人気のラインアップは、お弁当の老舗らしく味もバシッときまっていて、お肉やお米も柔らかいまま美味しくいただけました。
子どもの頃の遠足を彷彿とさせるおかずを頬張りながら、まっすぐなぴよりんの瞳を見ていると、なんだか励まされているような気持ちに。週の後半、「もうひと頑張り!」な大人の皆さんにもおすすめしたいお弁当です。

ランチに、行楽に、お土産に名古屋駅でしか入手できない「インパクト大」のお弁当はいかがでしょう。

ぴよりんキャンディ付き、かわいい!
ぴよりんキャンディ付き、かわいい!

ぴよりん弁当
販売期間:10月1日(日)~
価格:1,350円(税込)
販売場所:名古屋駅(グランドキヨスク名古屋・デリカステーション名古屋)のみ


韓国、インド、ベトナム、神社、それから「元気に営業中」。名古屋駅の西側をぶらつくと、色とりどりの旗が風に揺れている。

名古屋駅太閤通口を出てビックカメラを右に見ながら進むと、ほどなく「松浦商店」の赤いのぼり旗が目に入る。1月15日にオープンした「松浦商店の昼市」である。

松浦商店の昼市

松浦商店といえば、ぴよりん弁当をはじめとする人気駅弁や学校給食を手がける名古屋の老舗。本社ビルの足元で、日替わりでさまざまなお弁当やお惣菜、コッペパンを販売している。

多彩な内容のお弁当

工場直売、持ち帰り専門店
工場直売、持ち帰り専門店

駅弁や給食を手掛け、手作りにこだわっている松浦商店。製造過程で発生する余剰の材料を活用しているため、お弁当の内容はシュウマイやチキンライスなどまちまち。

向かって左が、日替わりおまかせ弁当300円、右が500円
向かって左が、日替わりおまかせ弁当300円、右が500円

300円と500円のお弁当があり、通りがかりに吸い寄せられたと見える先客たちは、どれにしようかと注意深く選んで買っていた。みな一様にウキウキとしているように見える。

300円のお弁当。見た目もカラフル。
300円のお弁当。見た目もカラフル。

ウキウキ選んだ天むすのお弁当

300円のお弁当。エビが大好きな人のよう。
300円のお弁当。エビが大好きな人のよう。

右側にはお正月によく見るようなかまぼこが3切れ。これがなんとまあ、ぶ厚く切られていて、プリッとしていてチーズがとろりクリーミー。天むすはというと、もっちりとした米と甘辛い海老がたまらず、3個を夢中で食べてしまった。天むすが入っていた場所を眺め「天むす、もう少し食べたいな」と思った心とお腹は、手前に入っていたエビフライで無事埋まった。おいしい。

油淋鶏のこっぺぱん

こちらは愛らしいコッペパン。まあるいフォルムはまるで子どもの靴のよう。

すべすべとしたコッペパン。
すべすべとしたコッペパン。

コッペパンは国産小麦のみを使用し丁寧に焼き上げているそうで、具は味噌カツやメンチカツ、たまごサラダなど。日替わりこっぺぱん(280円)が一番人気だそう。この日は油淋鶏(280円)があったので飛びついた。

懐かしい雰囲気を帯びた柔らかいパンに、からしマヨネーズ、ちょっとした岩石のような大きさの油淋鶏が2つ。パンの切れ込みにしっかりと挟み込まれていて、氷山の一角という言葉が浮かんだ。

がぶり。

一口では食べきれない大きさの油淋鶏、決して硬くない油淋鶏。甘酸っぱくて肉汁が溢れる油淋鶏。ああ、いつまでも食べていたい油淋鶏。

ご近所さんやちょこちょこ色々な種類を食べたい方に人気


営業時間は平日の11:00から13:00までで、なくなり次第終了。掘り出し物を探す楽しみがある、癖になりそうな新店。

【店舗情報】
松浦商店の昼市
住所:愛知県名古屋市中村区椿町5番17号1階
名古屋駅太閤通口より徒歩3分
営業日時:平日11時~13時(売切れ次第終了)
定休日:不定休
決済:現金のみ
公式インスタグラム
※掲載内容は取材当時のものです。最新の営業状況と異なる場合がございます。


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