桜の便りが待ち遠しい今日この頃。美味しくて、体にうれしい春野菜はいかがでしょう。

■無農薬・化学肥料不使用の新鮮野菜が毎週買える

大名古屋ビルヂング(中村区)の5階では、毎週火曜日に「天空のオーガニックマーケット」が開かれています。 この日は下呂市や大口町など東海地方の農家さん4件が、とれたての生産物をもちより販売。無農薬・化学肥料不使用の新鮮野菜が並んでいました。

和やかな雰囲気で、調理法も教えてもらえます
和やかな雰囲気で、調理法も教えてもらえます

以前はナナちゃん人形付近で開催していた同マーケットですが、2年ほど前に大名古屋ビルヂングに「お引越し」してきました。四季折々の野菜や尾張の伝統野菜など、スーパーでは扱っていないようなちょっと面白いものに出会えます。この日もひっきりなしにお客さんが訪れていました。

愛知の伝統野菜「越津ネギ」。冬には正月菜も登場します。
愛知の伝統野菜「越津ネギ」。冬には正月菜も登場します。

■お子さんもおいしく食べられる新鮮野菜

売られている野菜は苦みやえぐみが少なく食べやすい味で、野菜嫌いなお子さんにも好評なのだとか。リピーターのお客さんは「毎週、前の日から楽しみにしています。野菜からパワーをもらっています」とうれしそう。

干し芋や平飼いタマゴの販売も
干し芋や平飼いタマゴの販売も

野菜ソムリエの資格をもつ出店者の方とあれこれお話ししながら1品、2品買い求めるお客さんや、お目当てのものをキャリーケースいっぱいに詰めるお客さんの姿も。馴染みの農家さんのある暮らしはすてきですね。

つぼみ菜を辛子和えにして食べてみましたが、なんとまあ!柔らかくて絶品!


■気になる4月からの春野菜は!?

4月からは、スナップエンドウやソラマメ、新タマネギ、キャベツ、ラディッシュをはじめとした春の野菜がぞくぞく登場予定。オフィス街の野菜畑「天空のオーガニックマーケット」へぜひお出かけくださいね。販売予定の商品は公式SNSからご確認いただけます(リンクは下にございます)。

オーガニックのレモングラスはうれしい
オーガニックのレモングラスはうれしい

■サクラスカイガーデン2024も開催中

マーケットの隣では、大名古屋ビルヂング春の恒例企画「サクラスカイガーデン」が開催中でした(4月23日まで)。気軽にお花見気分が楽しめる空間ですよ。

「サクラの絵馬」スポットも。桜の形の絵馬に新生活の願いを込めてみてはいかがでしょう。絵馬はイベント終了後に名古屋市内の「高牟神社」に奉納されます。

【催し詳細】
天空のオーガニックマーケット
日時:毎週火曜日10:30~13:30
住所:愛知県名古屋市中村区名駅三丁目28番12号
大名古屋ビルヂング5階スカイガーデン付近
(B1F大名古屋DINING「鯛茶福乃」隣エレベーターが便利です)
決済:現金、PayPay
次回の販売野菜は公式SNSからご確認ください。
公式ブログ
公式インスタグラム
公式Facebook
※掲載内容は取材当時のものです。最新の営業状況と異なる場合がございます。

5月5日、JICA中部「なごや地球ひろば」(名古屋市中村区)にフェアトレードショップ「EARTH GARDEN」がオープンしました。店内には商品を正当な対価で販売する「フェアトレード」商品や福祉施設で作られた製品など、約50ブランドの雑貨・食品が並びます。

JICA海外協力隊が世界各地で現地の人たちと協力して生み出した商品も購入できます。
JICA海外協力隊が世界各地で現地の人たちと協力して生み出した商品も購入できます。

■捨てられるものに価値を、アップサイクル商品

取材の日に新たに売場に加わったのが、自動車部品メーカー株式会社東海理化(本社 愛知県丹羽郡大口町)によるブランド「Think Scrap」の商品。同ブランドでは、自動車のシートベルト工場から出る端材や、実験に使用したあとの捨てられてしまう部品などを集めて、バッグやペンケースなどを作っています。

素材の性質上、耐久性に期待できそう
素材の性質上、耐久性に期待できそう

発生する端材がまとまった量ではないなどの理由から、縫製してくれる工場を探すのに難航。それでも「地域に貢献したい」との想いから愛知県内で縫製を依頼できる工場はないかと探しまわり、1年がかりで販売にこぎつけました。最近ではレースイベントにも出店し、自動車好きの人に人気なのだそう。

機能性にもこだわる。バッグはスーツケースの引手に取り付けられる。
機能性にもこだわる。バッグはスーツケースの引手に取り付けられる。

自動車関係の素材だけでなく、東海エリアでテントやビニールカーテンを扱う会社とも協力している同ブランド。Think Scrapの担当の方は「今後はさらにスケールを広げていきたいです」とおっしゃっていました。

EARTH GARDEN店内には、浴衣生地のハンカチや手ぬぐいも。こちらもアップサイクル商品。

買い物で国際協力ができます
買い物で国際協力ができます

こちらは売れ筋のコーヒーと紅茶。パッケージがかわいいのでプレゼントにしてもよさそうです。

■国際協力のハードルを下げられるようなお店に

アクセサリーやポーチなど身の回りで使えるものが充実しています。
アクセサリーやポーチなど身の回りで使えるものが充実しています。

 JICA中部「なごや地球ひろば」の買い物ゾーン「EARTH GARDEN」へぜひお出かけくださいね。

パレスチナやタイのフェアトレード商品もありました。人気カレー「カレーの壺」シリーズも。
パレスチナやタイのフェアトレード商品もありました。人気カレー「カレーの壺」シリーズも。

■なごや地球ひろばのイベント情報

JICA中部「なごや地球ひろば」では、5月26日(日)に「集まれ!災害をのりこえるチカラ ~世界から日本へ、日本から世界へ~」が開催されます。同施設で開催中の企画展・写真展「まもり、つなぐ。」と連動したイベントで、2017年にメキシコで国際緊急援助活動をおこなった経験者が実際の活動の様子を紹介。能登半島での復旧・復興に携わったなごや地球ひろばのスタッフの体験談も聞けますよ。

熱い心と、冷たい頭で
熱い心と、冷たい頭で

防災や災害支援に関心がある方や、医療・看護を学んでいる方は参加してみてはいかがでしょう。要予約、詳細は公式サイトよりご確認ください。

以前、施設内のカフェ クロスロードにて提供されていたウクライナ料理「ボルシチ~ウクライナ風牛肉とビーツの煮込み~」はウクライナ大使館の方のお墨付き。その日の提供メニューは公式サイトで確認できます。
以前、施設内のカフェ クロスロードにて提供されていたウクライナ料理「ボルシチ~ウクライナ風牛肉とビーツの煮込み~」はウクライナ大使館の方のお墨付き。その日の提供メニューは公式サイトで確認できます。

■店舗紹介
フェアトレードショップ「EARTH GARDEN」
営業時間:11時〜18時
定休日:月・木(日曜は不定休のため、公式サイトをご確認ください)

■施設紹介
JICA中部 なごや地球ひろば
・住所:名古屋市中村区平池町4丁目60-7
・アクセス:あおなみ線 ささしまライブ駅下車徒歩5分/各線 名古屋駅下車 徒歩13分
・開館時間:10:00‐18:00
・休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌平日が休館)、年末年始
・駐車場:建物南に位置するマーケットスクエアささしま4Fの有料駐車場をご利用ください
・入場無料
(最新の開館情報・カフェ、ショップの営業時間は公式サイトでご確認ください)


扉を開けると、異国の音楽・シャンデリア。名古屋市港区のエジプト料理店「セドラ」にやってきました。

開放感のある大きい窓から、太陽の光がさんさんと差し込みます
開放感のある大きい窓から、太陽の光がさんさんと差し込みます

カーテンで仕切られた小上がりに並ぶ低いソファーはなんともエジプト式。スタッフの方は全員がエジプト人というこちらのお店、なかなかの本格派かもしれません。

注文はモバイルオーダー形式。いろいろと種類は豊富ですが、煮込み料理「バミヤタジン」と、「タジンマカロニベシャメル」をいただきます。こちらのふたつはエジプトではド定番の家庭料理。肩肘張らない日常の味をいただきます。

バミヤタジン~オクラと牛肉のエジプト風トマト煮込み~

バミヤタジン750円
バミヤタジン750円

よく煮込まれた牛肉は柔らか。オクラのとろみによってややぽってりと仕上がったトマトスープがご飯にからんでおいしいです。

ライス250円
ライス250円

ご飯にショートパスタが入っているのもエジプトらしいですね。

タジンマカロニベシャメル~牛ミンチとモッツァレラチーズのマカロニグラタン~

タジンマカロニベシャメル680円
タジンマカロニベシャメル680円

た~っぷりチーズの下には大きめのマカロニが ごろごろ。香辛料がきいたひき肉で、ちょっぴりワイルドな味に仕上がっています。後述のピタパンとの相性もばっちり。

さっと食べられるホムモスもおすすめ

おなかぺこぺこの時はサッと提供されるホムモスもおすすめです。人気ナンバーワンのメニューだとか。

かけつけいっぱいのホムモス(300円)
かけつけいっぱいのホムモス(300円)

おしゃれなお皿には、ひよこ豆のペースト。上から香り強めのオリーブオイルがかかっています。写真奥のピタパン(200円)につけていただきました。

焼きたてのピタパン
焼きたてのピタパン

現地ではパンをスプーン状になるよう器用にちぎり、それでスープやペーストをサッと手早くすくって食べます。慣れていないとこれが結構難しいので、スプーンでペタペタとのせました。クミンの香りが食欲をそそり、豆の優しい味でやみつきになりそう!

明るく清潔な店内

壁掛けはコーランに登場する言葉だとか
壁掛けはコーランに登場する言葉だとか

明るい雰囲気の店内には、ご夫婦や小さいお子さん連れのご家族の姿も。小上がりは小さいお子さん連れやグループでの利用にピッタリのようでした。

つぎは、肉料理のコフタを食べてみたいです。それではシュクラン! (アラビア語で「ありがとう」という意味)

【店舗情報】
SEDRA(セドラ)
・住所:名古屋市港区甚兵衛通1丁目17-1
・営業時間:11:30~15:00/17:00~22:00(金曜日は13:30~15:00)
・定休日:水曜日
・駐車場:あり
・決済:現金
公式Facebook

※掲載内容は取材当時のものです。最新の営業状況と異なる場合がございます。
※記事中の料金はすべて税抜き価格

名古屋市中区の「まちのたね」では、8月12日(月・祝)まで、「地域に根差した 日本赤十字社 愛知県支部 × UR都市機構の取り組み」が開催中です。

■「まちのたね」は、まちの魅力の発信拠点

地下鉄栄駅から、地下を通って中日ビル方面へ向かう途中にあります。
地下鉄栄駅から、地下を通って中日ビル方面へ向かう途中にあります。

「まちのたね」はUR都市機構が、日本全国のまちの魅力を発信するために設けた「ひと」と「まち」のマッチングスペース。昨年夏のオープン以来、北海道から沖縄まで幅広く地域の魅力を発信しています。

【参照】:過去の様子①長野県 茅野市富士地域(ヤフーニュース)

12日までの期間中、中部地域の課題解決に協力して取り組む日本赤十字社愛知県支部UR都市機構中部支社の活動をパネルや動画で紹介します。

■小学生向けのクイズラリーやパズルも

通りがかりの来場者が熱心にパネルを見る姿もありました。石川県内やルワンダなど国内外での活動の様子も。
通りがかりの来場者が熱心にパネルを見る姿もありました。石川県内やルワンダなど国内外での活動の様子も。

会場では、両者が協力して取り組む子育て支援活動や日本赤十字社愛知支部の活動を紹介。夏休み期間中であるため、子どもたちが遊びながら日本赤十字社の活動を知ることができるパズルクイズラリーも用意しました。

日本赤十字社の皆さんが、イベントのために手作りしたもの。工夫された内容になっています。
日本赤十字社の皆さんが、イベントのために手作りしたもの。工夫された内容になっています。

10日(土)と12日(月・祝)には、日赤名古屋第二病院のスタッフの方が滞在。30分間のワークショップを行うほか、クイズラリーを手伝ってくれたり、海外での活動について直接体験談を聞くこともできます。クイズラリーは小学校高学年向けで、すべてに答えると自由研究の宿題が終わってしまうような内容。

※名古屋第二病院のスタッフの方の滞在スケジュールは記事の最後をご覧ください。

キッズサイズのお洋服。
キッズサイズのお洋服。

筆者もスタッフの方からバングラデシュでの避難民支援についての体験談を伺い、世界の出来事にもっと関心を持たなくては……と思わされました。ちょうど国際的なスポーツイベントの最中にあり、世界の子どもたちをとりまく環境について考えさせられるお話でした。

名古屋第二病院は国際医療救援部があり、40年以上継続的に職員さんの派遣を行っています。バングラデシュ、ミャンマー、ウクライナ、パレスチナ、アフガニスタン、イラクなど28か国。
名古屋第二病院は国際医療救援部があり、40年以上継続的に職員さんの派遣を行っています。バングラデシュ、ミャンマー、ウクライナ、パレスチナ、アフガニスタン、イラクなど28か国。

お盆前に夏休みの宿題を終わらせに、「まちのたね」へぜひお出かけくださいね!

【イベント詳細】
■地域に根差した 日本赤十字社 愛知県支部 × UR都市機構の 取り組み
■開催日時: 8月5日~8月12日 10時~19時(最終日は17時まで)
※赤十字で働くスタッフの方は、10日(土)、12日(月・祝)の、13時~、14時~、15時~会場に滞在します。
■場所:まちのたね(名古屋市中区栄三丁目5番12号先「森の地下街」南二番街⑩番店舗)
■アクセス:名古屋市営地下鉄 東山線・名城線「栄」駅 東改札口より南に徒歩約1分(12番出口付近)
※掲載内容は取材当時のものです。最新の情報と異なる場合がございます。
まちのたね公式Instagram
日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院公式Instagram
日本赤十字社愛知県支部公式X

名古屋市中区の「まちのたね」では、9月16日(月・祝)まで、「くらしがある、笑顔がある。UR都市機構フォトコンテスト 作品展」が開催中です。

「まちのたね」はUR都市機構が、日本全国のまちの魅力を発信するために設けた「ひと」と「まち」のマッチングスペース。

昨年夏のオープン以来、北海道から沖縄まで幅広く地域の魅力を週替わりで発信しています。

地下鉄栄駅東改札から地下で中日ビル方面へ向かう道沿いにあります。
地下鉄栄駅東改札から地下で中日ビル方面へ向かう道沿いにあります。

■心震える原風景をご覧ください

会場には、2023年度と2024年度のフォトコンテストで受賞した作品がずらり。「復興」「団地」という2つのテーマに沿った写真が飾られています。

自然風景や子育ての何気ない一瞬をとらえたもの、地域のおまつりや家族の遊びなど、どの写真も懐かしく温かい気持ちになりました。新生活への胸の高鳴りが聞こえてきそうな1枚も。

UR都市機構は東日本大震災の被災地で、地域の方々とともにまちづくり支援を行っています。東北の「今」を伝える写真、生き生きと輝いて日本全国のUR団地にくらす人々の「今」を伝える写真を募集しました。
UR都市機構は東日本大震災の被災地で、地域の方々とともにまちづくり支援を行っています。東北の「今」を伝える写真、生き生きと輝いて日本全国のUR団地にくらす人々の「今」を伝える写真を募集しました。

筆者は、真っ青な空と海の向こうから、大漁旗をめいっぱい背負った船がやってくる1枚がお気に入り。宮城県牡鹿郡女川町で撮影された1枚です。会場でぜひご覧ください。

【イベント詳細】
「くらしがある、笑顔がある。UR都市機構フォトコンテスト 作品展」
■開催日: 2024年9月9日(月)~9月16日(月・祝) 
■場所:まちのたね(名古屋市中区栄三丁目5番12号先「森の地下街」南二番街⑩番店舗)
■アクセス:名古屋市営地下鉄 東山線・名城線「栄」駅 東改札口より南に徒歩約1分(12番出口付近)
■関連リンク(外部サイト)
UR都市機構フォトコンテストホームページ
まちのたね公式インスタグラム
※掲載内容は取材当時のものです。最新の情報と異なる場合がございます。

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